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認知とは
- 「認知」とは、父が嫡出でない子を自己の子であると承認することによって、父と子との間に法律上の父子関係を生じさせる制度です。
- 認知には、父が自らの意思表示で、自分の子として認める「任意認知」と、子の側から裁判所へ認知を訴え、その裁判の確定により父子関係が成立する「強制認知」があります。
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遺言認知とは
- 「遺言認知」とは、父の死亡後に嫡出でない子に相続権を与える任意認知のことです。
- 遺言認知の効力は、遺言者である父の死亡の時に生じます。
- 遺言認知の効力が生じた時、遺言執行者は、その就職の日から10日以内に、認知に関する遺言書の謄本を添付し、届出人である遺言執行者の所在地又は事件本人(認知する父又は認知される子)の本籍地の市役所に届出をしなければなりません。
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